向日市消防団

水防訓練

5月 19, 2014

平成26年5月18日

水防訓練

近年、豪雨による川の氾濫、浸水の被害が続いています。当市でも氾濫、浸水の被害が多く有ります。
そこで、今年初めて消防署、消防団、市職員の合同で川の氾濫を想定した水防訓練を実施しました。

今回は土嚢による川の氾濫の止水予防です。
各班に別れまずは土嚢の作り方です。消防署職員による指導の下、実際に使う土嚢をみんなで作っていきいます。

土嚢が作れたら、次はその土嚢を使って止水の作業です。
消防署職員の方がまずは手本として「積み土嚢工法」で土嚢を積んでいきます。

単に土嚢を積めばよいだけでなく、効率よく止水出来るように積んでいきます。
必要な高さの土嚢が積めれば、鉄杭を土嚢上から地面に打ち込んで土嚢が崩れないようにします。

 

次に、「改良積み土嚢工法2」での土嚢を積んでいきます。
この工法は、隙間に砂を詰め込んだり、ピンを打つ必要が無く、当市など舗装でピンが打てない場合などに有効です。

まずはブルーシートを使い下に敷きます。
そのブルーシートの上に土嚢を積んできます。このときの土嚢の積み方は先の「積み土嚢工法」と同じです。

 

必要な高さまで土嚢を積んだら、ブルーシートで土嚢を覆い被せます。
余った土嚢でブルーシートを止めます。

 

今後、ゲリラ豪雨、長雨などで、川の氾濫が予想されるときに役立てられるように、皆さん暑い中、汗だくなりながら真剣に作業をしました。