江戸時代より毎年、消防関係者の仕事始め行事として続いております、新春恒例行事の消防出初式が、今年も向日市で実施されました。寒い中でしたが、たくさんのご来賓を賜り、向日市役所庁舎前で式典が行われました。その後、会場を向日町競輪場へ移して分列行進を実施し、出初式の最後には、火事のない、市民の皆様にとって明るい一年でありますようにと願いを込めまして、一斉放水を行って幕を閉じました。

向日市消防団は、毎年１２月２５日から同３０日まで、各分団が交代で午後９時から午前０時までそれぞれの防災センターに詰め、場合によっては市内をパトロールするなど年末警戒に当たっております。

年末の慌ただしさの中、火の元の管理がおろそかになりがちなこの時季、皆様一人ひとりの防火意識をより一層高め、家庭や職場から火災を追放しましょう。

分団長会主催によります消防団活性化事業のボーリング大会が開催されました。本日は、厳しい消防団活動を忘れ、それぞれの分団同士で親睦を図って頂き、大いに盛り上がりました。楽しそうな笑顔が素敵な写真です。こういうプライベートな場所での交流が、災害現場活動に活きてきます。

１０／２０に予定されていた、錬成会は雨のため中止となってしまいましたが、９月の上旬から錬成会当日までの２か月間、各分団がこの錬成会に向けて訓練を重ねてきました。仕事が終わってからの訓練で、つらい日もあったと思いますが、いつも大きな声を出し、気迫のある訓練を続けることが出来ました。錬成会当日の写真はありませんが、日々の訓練中の写真です。

本日は、大規模地震の発生を想定した向日市防災訓練が行われました。

午前9時にマグニチュード6.6、震度6強の地震が発生、市内各地に被害が出ているとの想定で訓練が開始され、向日市消防団は、倒壊建物のがれき撤去及び要救助者の救出訓練と、一斉放水訓練を実施しました。臨場感のある訓練で、実際にチェーンソーやエンジンカッターを使用して木材や鉄管を切断し、コンクリート破壊器具の取り扱い訓練も実施しました。